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  代償性発汗

代償性発汗とは、手掌多汗症改善のための交感神経切断手術を行った人に現れる副作用の一つです。

手掌多汗症は交感神経が過敏に反応することから起こるとされているため、その改善のための手術では交感神経の切断が行われます。

しかし、この手術を行うと、手足の発汗は抑えられるのですが、その代わりに身体の別の部位の発汗が増加してしまうことがあります。

その症状を代償性発汗といいます。

具体的には、背中やお腹、太もも、お尻、ひざの裏側など、それまでは殆ど汗をかかなかった部位からの汗が増えてしまう現象です。

この副作用は個人差もあるので、全員が必ず発症する訳ではなく、また、その症状の重症度にも違いがあります。

この代償性発汗は、気温が25度を超えると、胸より下の下半身に特に汗をかくのが特徴です。

酷い場合には服がびっしょり濡れるほどの汗をかき、いすに座っている場合などはお尻や太ももが特に汗をかきやすくなるようです。

これは交感神経を切断してしまったことにより、温熱性発汗を抑制する機能が弱まったり、働きにくくなる為に、以前より大量の汗をかいてしまうのです。

腔鏡下胸部交感神経遮断術を行った人のうちの80%以上が発症するというデータがあり、そのうち60%以上の人が生活に支障をきたすほど酷い状態になったという結果が出ているそうです。

交感神経は一度切除してしまうと二度と元に戻すことはできませんから、手術を受ける際には慎重に判断してください。


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